開智育英会奨学金のご案内

開智学園では、家計急変のため就学が困難になった児童・生徒に対して、奨学金を支給する制度があります。申請は随時受け付けます。
申請には学校長の推薦が必要です。受給を希望する児童・生徒は担任の教員にご相談ください。

基金の設置

従来は、後援会の育英事業費によって奨学金を支給していましたが、平成21年度より学園として奨学金基金を設置しました。卒業生(積立金の残金)、在校生の保護者、教職員からの寄付を原資として、後援会と同窓会からも支援を受けています。

資格基準

奨学生の資格基準は、開智小学校、開智中学校、開智高等学校、開智未来中学校、開智未来高等学校、開智望小学校、開智望中等教育学校(以下「各校」という。)のいずれかに在籍する児童・生 徒であり、次の各号に該当する児童・生徒です。
(1)家庭の経済状態に就学困難な事情が生じ、就学上経済援助が必要と認められ、かつ本人に学業継続の意志があると認められる
(2)成績および性行が良好である

なお、上記「就学上経済援助が必要」と判断するにあたり、原則として次の条件をすべて満たすことが必要です。
(1)保護者の失職、死亡、離婚等により従来の収入が途絶えたこと。
(2)高校生の場合は、原則として貸与型の「高等学校等奨学金」を受けていること。
(3)父母負担軽減事業補助金または同様の補助金(以下、「父母負担軽減」という。)を受けていること。但し、都道府県の規定により父母負担軽減を受けられない場合は、別表に定める所得割額の基準に該当していること。

奨学金の支給

奨学金の額は、資格基準の度合いにより、以下の3通りがあります。
(1)学費負担額+20万円
(2)56万円
(3)20万円

※この奨学金は、返還の必要がありません。ただし、決定後、奨学生が資格基準を欠く事態が生じた場合は、委員会の審議を経た上で、奨学金の取消または返還の要求をする場合があります。