この度は名誉ある大村賞を頂戴し、誠に光栄に思っております。
高校入学時にはまだ将来やりたいことがはっきりと見つかってはおらず、何となく勉強しているだけでした。しかし、高校で学友との交友を深めるにつれて、人の役に立つようなことをしたいと思い、創薬研究という道を歩むことにしました。
そのような背景を持つ私がこの賞をいただけたのは先生方のご指導、支えてくれた家族や友人の存在があったからこそのことだと思っております。

ここに深く感謝の意を表するとともに、この恩に報いるべく、大村先生のような素晴らしい研究者を目指して日々自己研鑽に励みたいと思います。

この度の受賞を糧として、先輩方のように自分なりの研究テーマを見出し、その探求に全力を尽くしていきたいです。

偉大なノーベル賞受賞者である大村智先生に因んだこの賞を受賞でき、大変光栄です。

開智で国際バカロレア教育では、現実で起こりうる問題に即したテーマについて、理数系の授業で得た知識を基に解決を図る課題に取り組んできました。例えば、気候変動による降水量減少によって干ばつに見舞われているユタ州のグレートソルト湖について、具体的に何年後に湖が消滅しうるのか、微分方程式とPythonを用いて推算しました。

他にも、「世界的課題の解決に数学の力で挑戦する」大会、日本数学A-lympiadにもクラスの仲間たちと参加し、チームとして最優秀賞を受賞することができました。

このような開智での教育や課外活動を通じて私は、将来は実際に起きている社会問題について理数系の知識を用いて解決することを志すようになりました。具体的には、引きこもり・不登校といった現代の心の問題について、MR(Mixed Reality)の3D技術を用いて、新たなコミュニケーションの形を提供し解決することを志しています。

多くの人々の「命」を救った大村先生には遠く及びませんが、私は人々の「心」を救うことで、先生の名を冠したこの賞に恥じないよう社会に貢献していきたいと考えています。

この度、ノーベル生理学・医学賞の受賞者である大村智先生の名を冠した名誉ある賞をいただくことができ、とても光栄に思います。
私は小さい頃、自身の病気を治療していただいた経験から、ずっと医師になりたいと思っていました。そのための努力を今まで続けてきたわけですが、中でも数学や理科は大好きで、「なぜだろう？」と思ったことはとことんわかるまで考えていました。
開智未来は、その探究心を、思う存分伸ばせる環境でした。ここで培っていただいた探究心を忘れずに、将来は最先端の技術を持った医師となり、日本の医療を引っ張っていきたいと思っています。そして多くの人を助けられる、患者さんに信頼される医療人として社会に貢献していきたいと思います。

この度は、大村先生より直接この名誉ある賞を頂けたことを大変光栄に思います。

これから大村先生と同じ医学を学ぶ者として、生涯を通じて学び続け、多くの命を救うべくさらなる医学の発展に貢献できるよう尽力します。

そして大村先生が卒業式の際に祝辞でおっしゃっていた「信頼される人」になるために有言実行を徹底し、自己研鑽に努めたいと思います。

この度、ノーベル賞の受賞者である大村智氏の名を冠したこの大村賞を受賞できて、大変光栄です。

高校生の時、私は数学オリンピックを主な目標として、教科書の範囲を大きく超えた学習をしていました。当時の私は、数学を「学ぶ」対象ではなく、「遊ぶ」対象に感じるほどに数学の存在を身近に感じながら生活していました。

それにより、高校二年生の時には、数学オリンピックの予選突破、大学受験においては、東京大学への合格という実績を得ることができました。
どちらの実績も、数学と深く触れ合っていなければ得ることができないものであったと私は考えています。

大学では、プログラミングといった、数学的思考を活用した応用にもチャレンジして、自分ができることを今よりも広げていくことで、理系分野で活躍できるような人になっていきたいと思います。

偉大な科学者である大村先生の名を冠した賞を頂いたことを非常に光栄に思います。

開智では、主に理系分野で、理解と言語化を心掛けて学習をしてきましたが、それをこのような形で評価して頂いたことはうれしい限りです。
大学では、プログラムと数学について研究し、より安全でバグの無いプログラミングを可能にする技術を開発したいです。

頂いた賞の名に恥じぬよう、少しでも多く社会に貢献するためにも、開智での6年間の学びの上にさらなる学びを積み重ね、精進して参りたいと思います。

この度は、大村先生のお名前を冠した名誉ある賞を頂いて、大変光栄に思います。

私は、大村先生のように研究に従事したいと考えています。
そのため、将来は医学の研究を行う医師となることを目指しています。これからも受賞の栄誉に恥じぬよう、夢に向かって日々精進したいと思います。

最後になりますが、このような賞を与えていただき、心より感謝いたします。

大村智名誉学園長の名前を冠した大村賞に選んでいただいて非常に光栄です。

現在私は、大村博士が専門分野の1つとして活躍なさっている薬学に関心を持っていますが、それと同時に、大学で多様な人と関わり、様々な学問に触れるにつれてこの関心も変わっていくのだろうとも思っています。
大学への進学に際し、こうした予感を持てるのも、開智のカリキュラムによって、また周りの勉学に励む友人たちとの関わりによって、自らの中に生じた「なぜ？」という疑問を解消していく楽しさを知ることができたからに他なりません。

私が将来薬学の道に進んだとしても、全く別の学問の道に進んだとしても、大村博士の名に恥じないような姿勢で学問というものに向き合っていきたいと考えています。

偉大な科学者である大村先生にちなんだ賞をいただくことができ、大変光栄です。
当初から理系科目に興味があったので、大村賞という形で勉学の成果を評価していただけて嬉しく思います。

開智での授業や探究を通して、私は学ぶ楽しさを知りました。
理科や数学を通してこの世界の法則を理解する喜びは、自ら考え行動する機会があったからこそ感じられたものだと思います。

これからはより専門的なことを学ぶことになります。今は化学に興味がありますが、今までとは異なる学問の一面が見えて、新たに面白いと感じる分野が見つかるかもしれません。学ぶ楽しさを知った今は、また新たなことを学べることに胸が高鳴っています。今後も幅広い分野に興味関心を持ち、励みたいと思います。

偉大な科学者であり、自らの研究をもって既に数え切れないほどの命を救い、また将来的にも救うであろう大村先生の名を冠した賞を受け取ることになり、大変光栄です。

私も将来的には医師として人の命を救うことを目指していますが、数としては大村先生が現在、あるいは将来も含めて救うことになる命の数に比べれば遥かに少ないのでしょう。だからこそ、医師として出会う人々一人一人に真摯に向き合わなければならないのだ、とまだ何も知らない未熟者ながら感じています。

同時に、一学生としても、大村先生の名に、そして大村賞を過去に、そして未来に受賞される方々に恥じないように励まなければならないと責任を実感しています。

はじめに、大村賞という大変名誉ある賞を受賞できて、光栄です。

私は中学・高校と数学には飽きることなく積極的に取り組んでいき、それが報われたので今の私は喜びでいっぱいです。
これからも学びを続け自分を高めていき、いつか偉大な大村先生を上回る功績を残せるように頑張ります。

最後に、私を育ててくれた家族・勉強を教えてくれた先生方・私を楽しませてくれた友達・その他大村賞受賞に関わった全ての皆様に深く感謝を申し上げます。ありがとうございました。

数々の名誉ある賞を受賞された大村名誉学園長より、栄誉ある賞をいただき、とても光栄に思います。

入学当初から理系分野が好きであった自分にとって、この度6年間授業や探求活動で培ってきたものをこのような形で、評価していただいたことには、感慨深いものがあります。

開智日本橋学園で、諸先生方から懇切丁寧にご教授いただいたことを糧に、今後とも精進してまいりたいと思います。

私が開智学園の教育活動の中で特異だと思うものは探究活動です。

中学生から高校生までおおよそ各学年で探究活動がありましたが、高校一年時の活動が特に印象深いものでした。私は実際に農家の方のお宅にお邪魔して、農作業を体験したりお話しをうかがったりしてそれらの内容をまとめた発表を行いました。

実際に自分の興味に沿った探究を行う上では、多かれ少なかれ自発的に行動して多くの人と関わりながら自らの知見を広げていく場面が必要であると思います。このような体験を高校在学中にすることができたことは私の思考体系に非常に良い影響をもたらした、またもたらしていくものと考えています。

ノーベル賞の受賞者である大村先生の名を冠したこの賞をいただくのは恐れ多くも光栄なことだと思います。これからも多様で幅広いものの見方を身につけて自分の興味がある分野の勉強に邁進していきたいと思います。

偉大な科学者である大村先生にちなんだ大村賞をいただき、大変光栄に思います。

先生の活躍する薬学分野とは異なり、日常生活との関りが見えにくい天文学に私の主な関心はあります。しかし大学では様々な分野の内容を高水準で学ぶことになるので、その興味は別の学問や分野に移るかもしれません。大学入学直後でさえ面白い分野や、高校までとは違う学問の姿に出会えています。特に今の段階では公理論的熱力学が印象的です。また、今までの天文学のイメージもより学際的なものへと変わりました。

大学はそれほど刺激的な世界であるからこそ、科目や分野ごとに凝り固まることなく、幅広く学ぶことを目標として今後も勉強に励んでいきます。

「数学や理科を学んで一体何になるんだ」という質問に真摯に答えるならば、身の回りの多くのものがいかに数理的に、合理的に設計されているか、我々の日常生活がどれほど科学技術に支えられているかを説明するでしょう。

しかし、私にとっては、大自然や純粋な論理に潜む美しい秩序や、それを見出した時の感動や喜び自体に大きな価値があり、それが自分の勉学の動機です。勉強を単なる受験の道具ではなく、学問として捉える姿勢が得られたのは、広い視野を持ち、好奇心を刺激してくださった先生方、そして、好奇心と発見の喜びを共有する同級生の存在があったからでした。

人間は、自分が何者なのか、ルーツがどこにあるのかを意識せずにはいられない生き物だと言われます。我々が生きるこの宇宙の仕組みや歴史を理解することは、社会で広く共有されうる最も基本的な興味関心の一つだと信じています。将来、この宇宙の物理法則を探究し、我々のこの世界に対する理解を少しでも深める仕事に関わりたいと思っています。成果がすぐに人々の力になれる大村さんの素晴らしい研究とは形が異なるかもしれませんが、人類の智を開き、人類に貢献できるよう、これからも邁進して参ります。

この度､大村賞を頂いたことをとても光栄に思います。私は大村先生の研究は人類の科学の発展だけでなく､人々の命を救うものでもあると認識しております。そのような偉大な研究をされている大村先生の名の入った賞を頂いたことを､本当に嬉しく思います。私も大村先生のように､人々の命を救うことができるような､研究をしたいと思う一心でございます。そのためにも､日々探究心を忘れず､どんなに些細なことからも新たな発見をできるよう､努力してまいります。今回､大村賞を頂いたことに誇りを持ち､また自信を持ってこれからも学業に励んでまいります。本当に､ありがとうございました。

開智での６年間を振り返ると探究活動が私のものの見方・考え方に大きな影響を与えたと思います。在学中の探究の一つはエネルギーに関してのものでした。永久機関をある時に知り、その存在を信じて疑わなかった私はアイデアを搾りだしながら何度も発明を夢見て試行錯誤しました。試みは失敗に終わったものの、エネルギーに関する正当な見方を得られました。基本的には現象が理論に先立つと言われているので、探究を通じてたくさんの現象にふれることは理論の深い理解につながるといえます。大村先生や先輩方を見習い、探究を通じて、新しいものの見方・考え方を習得できるようにこれからも努力していきたいと考えています。

僕が開智で最も印象に残ったことは探究です。低学年の時は辛く感じましたが、慣れると自分で自分が興味を持ったことを調べることは楽しくなりました。５年生のときイギリスで現地の大学生に英語で発表したときは、自分の探究した内容を伝えようとして大変だったことが特に印象に残っています。また高校卒業後すぐにパワーポイントを使って人前で発表をする機会があり、探究でやってきたことが役に立ちました。大学でもこのような機会があるのでこれまでの経験を活かせればと思います。

今回、大村賞をいただきとても光栄に思います。今まで自分の知的好奇心に従いやりたいことしかやってきませんでしたが、大村先生は多くの人々を救うために研究し、その結果ノーベル生理学・医学賞などの多くの賞を受賞なさっており、とても尊敬しています。また大村先生は外国の方と共同受賞されたので、将来、自分も研究するときに英語はやはり大事だと思いました。僕は英語に苦労しているので、これからはもっと頑張ります。今まで大村賞を受賞した先輩方が皆立派な研究テーマを持ち、頑張っていらっしゃるので、大学でも目標を見つけ、後輩の見本になれるように精一杯努力します。

卒業式で大村賞を頂く際に大村先生は「世界的な細菌学者であり開智の名誉学園長」と紹介されます。失礼ながら、開智関係者で「世界的」と言えるほどの偉大な先生はいるとは思わず、そのような表現は誇張だと考えていました。そのため大村先生のノーベル賞受賞は驚きであり、また大村賞受賞者として恥のないように励んでいかなればならないと思うようになりました。

僕は現在東京大学理科三類に在籍しています。将来は医学の道に進む予定でありますが、大学一・二年の間は専門科目は行わず全科類合同で教養を受けるため、将来に向けて特別なことはしていません。周囲の人々のレベルは明らかに高いので知的好奇心を持って過ごすと日々楽しいです。

何億もの人の命を救うワクチンを開発したということで、初めて先生の業績を存じ上げたとき、こんなにも素晴らしいことが一人の人間にできるのか、と驚きを隠すことができませんでした。また、ノーベル賞という科学者にとって最高の栄誉に対してもなお、「私の仕事は微生物の力を借りているだけ。私自身が難しいことをやったりしたわけじゃない。」という、謙虚な姿勢と科学に対するひたむきな心が表れたお言葉に感銘を受けました。

私は今東京大学で数学を専攻しています。２年前、先生の名が入った賞を受けたことを誇りに思いながら、数学をより一層探究していきたいと思います。

先生がノーベル賞を受賞されたとき、私は学部の友人とともに夕食のラーメンを食べながらニュース速報を見ていました。まず、ノーベル生理学・医学賞受賞者の中に日本人の名前があったことに驚き、さらにそれが大村先生であったことに驚きました。

私は東京大学薬学部で日々実験をしております。奇しくも大村先生が研究されている有機合成化学という学問領域は私が専門的に学んでいる薬学と縁が深く、先生の業績について自分が今勉強している学問との関わりの中で理解する機会が得られたことを非常に喜ばしく思いました。

私は今薬学の中でも薬物が体内においてどのように吸収され分布し代謝、排泄されるのかを数理的に解析する薬物動態学という分野に関心を抱いております。いずれ先生が発見された化合物を対象として解析することもあるかもしれません。やがては自分の研究する分野において大村先生のように人々の生活に役立つ成果を挙げられる日が来ればと考えており、それまで実験と研鑽の日々を続けていく所存です。

大村先生は寝る間も惜しんで研究をしながらも、 誰かのためになろうという強いハートを持ち続けたからこそ、 この大きな賞を受賞したのだと思います。 私も、 大村先生のように、 強い信念を持って、 勉学に励まなければならないと痛感しました。

私は、医師としても研究者としても、まだまだ資格すら持たない未熟者ではありますが、救える命を救える医師になるよう、日々努力して参ります。

改めてこの賞を誇りに思うと同時に、私自身もこの賞の名にふさわしい人物にならねばと身の引き締まる思いです。「私心なく世のために」というのは全ての活動に共通してあるべき思想であると考えました。私も将来的に選んだ自分の道の中で、この思想を忘れることなく精進したいと思います。

現在は社会基盤工学、特に海岸工学を専攻しています。2013年11月の台風ハイヤンによって被災したフィリピンサマール島東海岸における波の物理挙動を扱っており、現地調査、実験、シミュレーションからアプローチしています。将来的には日本のインフラ輸出を通じて現地の人々の生活改善と日本経済の両者に貢献できる人材になりたいと考えています。

また、研究と併行して数々の海外派遣や留学に参加しています。各国で出会う学生や教授らと学問のことから国際関係や人生観まで語りあうことで、いつも刺激を頂いています。分野は異なりますが、私も先生と同様の思想を持ち世界の第一線で活躍できるよう日々努めたいと思います。この度のノーベル賞受賞、本当におめでとうございました。

この賞は理系の学生に贈られるものですが、現在私は、地方公共団体で教育行政に携わる仕事に従事しており、理系分野にはあまり縁がなくなってしまいました。

大村先生とキャンベル先生の開発したイベルメクチンがアフリカや中南米での感染症の予防・治療に大きく貢献し、人々を救ってきたと知り、人の為になることを成し遂げることは、やはり容易ではないことだと感じました。開智のみなさんも大いに刺激になったことでしょう。自らの可能性を信じ、目標を大きく持って突き進んでほしいと思います。

慶応義塾大学医学部を経て、現在は新横浜にある横浜労災病院で初期臨床研修医２年次として研修をしております。来年４月からは慶応義塾大学医学部の耳鼻咽喉科に入局する予定です。大村先生が名誉学園長である開智学園が母校であることを誇らしく思っています。大村賞を頂いたひとりとして、恥ずかしくないよう、これからも精いっぱい努力を重ね、臨床および研究に取り組んでいきたいと思います。

常に土を採集するための袋を持ち歩いている大村先生。８０歳にしてなお、新たな発見を求める好奇心と探究心に感服しました。 開智の 「探究」 では、 小柴先生とお話させていただき、 やはり高齢にしてもなお知を求める探究心に驚いた覚えがあります。

【現在の研究について】
沈み込み帯では地震が多く発生しています。 そこでは、 大小さまざまな地震が発生するだけでなく、 深部低周波微動やスロースリップといった 「ゆっくり地震」 と呼ばれる、普通の地震とは異なるグループの滑り現象や、津波地震など、 多様な現象が発生しています。 これらの多様性がどのような物理的要因・地質的要因によりもたらされるかを、ゆっくり地震のデータ解析やシミュレーションなど様々なアプローチで考えています。

大村先生のノーベル賞受賞、誠におめでとうございます。大村先生の「人のためになる」素晴らしい業績が学術界最高権威の賞を受賞することで、また改めて世界中の人々に広く認められたことは大変喜ばしいことだと思います。また、私自身開智学園で学ぶことができたことを誇らしく思います。

この春、東京大学大学院航空宇宙工学専攻にて博士課程を１年飛び級で修了し、東大総長賞を受賞することができました。現在は博士研究員として東京大学で研究を続けています。まだ取り組み始めたばかりですが、物理学的な視点から社会システムをより良く設計する理論を作ることが今後の目標です。

現在「渋滞学」に関して、「社会に還元できる」ことを重視した理論研究を行っています。失敗を恐れず挑戦を怠るなというメッセージは非常に励みになりました。今後また一層研究を頑張りたいと思います。

ノーベル賞受賞を聞いて驚いたと同時に大変嬉しく思いました。改めて、そのご功績に驚いています。私は大学院卒業後、システムエンジニアとなり、働いています。今後様々な分野で開発に携われるように、勉強しています。この賞に恥じぬように心に刻んで精進していきたいと思っています。

ニュースで大村先生のお名前を聞いた時、とても驚き、そして嬉しい気持ちになりました。大村先生が「智を開く」研究を続けてこられたからこそ得られた成果だと感じております。
現在は株式会社ミクシィにて、Webサイトやスマートフォン向けアプリの開発を仕事としております。仕事柄新しいことや経験のないことにチャレンジする事が多く、開智で培った探究力を活かして頑張っております。開智に在籍していた頃からインターネットが好きだったので、今後も引き続き関わりつつ、何か新しいことにも挑戦したいと考えております。

大村先生が、ノーベル賞という大変すばらしい賞を受賞され、非常にうれしく思います。
先生の開発されたイベルメクチンは世界中で多くの人々を救っています。私も医学に携わる者として、感銘を受けています。世界中には特に発展途上国において、助からない命がたくさんあります。先生の開発された薬が病に苦しんでいる人、一人でも多くの手に渡ることを祈っています。
私は今、大学病院で内科医として日々目の前の患者さんと向き合っています。勉強不足の毎日ですが、一人でも多くの患者さんにより良い医療を提供したいと考えています。
先生の研究は私を含め、多くの若者に夢や希望を与えています。私も先生の名前の賞をいただいていますので、一人でも多くの人を救えるように頑張りたいと思います。

ノーベル賞受賞のニュースを耳にしたとき、いただいた賞の“重さ”を実感しました。現在、東京大学大学院工学系研究科建築学専攻・学術支援職員をしています。専門は日本近世都市史・建築史です。江戸を主たる対象に、近世における都市の維持や建築の存続について空間史的に研究をすすめています。高校卒業から早くも12年の歳月が経ち、そのときはまったく想像だにしていなかった学術研究の世界へと足を踏みいれているいま、何かの縁を感じながら、ノーベル賞受賞者の名前を冠した賞をいただいた一学徒として、日々研究に精進していきたい所存です。

現在、民間のコンサルタント会社に勤務しており、そこから日本原子力研究開発機構（茨城県東海村）に出向しております。業務としては放射性廃棄物の地層処分安全評価研究を行っております（簡単に言えば、地下深くに埋めた放射性廃棄物が、数百万年といったスケールで人間にどういう影響を及ぼすのか、ということを評価し、処分施設の安全性を議論しています）。

発展途上国の線虫病への対策等で２億人が助かったと、それはどんな最先端の科学研究にも勝るものであると思います。また、個人的なところで言えば長年犬を飼っておりますが、定期的に飲ませるフィラリア予防薬へも大村先生の研究成果が利用されているとのこと、身近なところでも恩恵を受けていると知り、驚いております。愛犬に代わり感謝申し上げます。そのような方から大村賞を頂いたこと、改めて光栄に存じます。